面接実施率を38%から71%へ高め内定辞退率も18%に|不動産仲介の面接代行事例

茶色と灰色の円や長方形を組み合わせた幾何学模様 採用支援の実績

首都圏で賃貸・売買仲介の店舗を展開するE社は、営業職の募集に月120件ほどの応募がありました。ところが面接は各店舗の店長が営業の合間に担当しており、日程調整が後回しに。応募から面接までに日数がかかるうえ、面接官によって評価がばらつき、内定を出しても半数近くが辞退していました。

Coreが面談・面接代行として3か月間支援した内容を、数値とあわせてご紹介します。

案件概要

項目 内容
業種 不動産(賃貸・売買仲介)
従業員数 約150名(首都圏12店舗)
所在地 東京都・神奈川県
募集職種 賃貸仲介営業、売買仲介営業(中途・正社員)
採用目標 月6名
支援サービス 面談・面接代行(応募者対応・日程調整・カジュアル面談・一次面接・評価設計)
支援期間 3か月
支援体制 Coreディレクター1名+面接担当2名(キャリアアドバイザー経験者)

支援前の課題

支援開始前の3か月平均は次のとおりです。

指標 支援前の数値
応募数 月120件
応募から面接設定まで 平均5.2日
面接実施率(応募に対する割合) 38%
二次選考への通過率 22%
内定辞退率 45%
採用数 月3名
店長の面接関連工数(全店合計) 月60時間

連絡が遅く、面接前に離脱されていた

応募者への初回連絡は店長が接客や内見の合間に行っており、繁忙期は翌々日以降になることもありました。営業職の求職者は複数社に応募していることが多く、連絡が遅いほど他社で面接が決まってしまいます。

面接官ごとに見るポイントが違う

評価シートがなく、合否は店長の印象で決まっていました。ある店舗で不合格になった人が別の店舗では合格するなど基準がそろわず、二次選考への通過率は22%と低い一方で、入社後に早期離職する人も出ていました。

面接が「見極め」だけで終わっていた

一次面接は質問と回答の確認に終始し、E社で働く魅力や入社後のキャリアを伝える時間がありませんでした。内定を出しても、候補者にとってE社を選ぶ理由が弱い状態でした。

実施した施策

1. 応募から1時間以内に連絡し、その場で日程を確定

応募の受付から日程調整までをCoreが貴社名義で担当しました。平日9〜21時は1時間以内に電話とSMSで連絡し、オンラインの面談枠をその場で予約してもらう流れにしています。前日と当日朝にはリマインドを送ります。

2. カジュアル面談と一次面接をCoreが実施

キャリアアドバイザー経験のある面接担当が、オンラインで30分のカジュアル面談と45分の一次面接を行いました。前半で候補者の転職理由と希望を聞き、後半でE社の評価制度や店長までの昇格ステップを具体的に伝えています。

3. 行動事実にもとづく評価シートをつくる

トップセールスの店長3名へのヒアリングをもとに、5つの評価項目と質問例、評価の基準を1枚にまとめました。

  • 目標への粘り強さ:「数字が足りなかった月に何をしたか」
  • 顧客との関係づくり:「紹介やリピートにつながった経験」
  • 5項目それぞれを、実際の行動や経験の有無で4段階評価

4. 面接後24時間以内のフォローと、二次面接への申し送り

一次面接の翌日までに、面接担当から候補者へお礼と次の選考の案内を送り、疑問点に答えました。二次面接を担当する店長には、候補者の転職理由・懸念点・E社に惹かれている点をまとめた申し送りを渡し、二次面接の場で懸念を解消できるようにしています。

結果

支援3か月目の数値です。

指標 支援前 支援後 変化
応募から面接設定まで 平均5.2日 平均0.8日 約85%短縮
面接実施率 38% 71% +33pt
二次選考への通過率 22% 47% +25pt
内定辞退率 45% 18% −27pt
採用数 月3名 月8名 約2.7倍(目標6名に対し133%)
店長の面接関連工数 月60時間 月12時間 80%削減

応募数は支援前とほぼ同じ月120件前後で推移しており、求人広告を増やさずに採用数を増やせた点が今回の特徴です。

店長の面接工数が減った分を接客と内見に充てられるようになり、E社からは「繁忙期でも採用を止めずに済んだ」との声をいただいています。

成果につながったポイント

  1. 応募直後に連絡して日程を決め、他社に先を越される前に面接へつなげた
  2. 評価シートで基準をそろえ、二次選考に進む候補者の質を上げた
  3. 面接を見極めの場だけでなく、E社で働く魅力を伝える場として設計した

面接の設計から実施までの支援内容は面談・面接代行のサービスページでご紹介しています。

CONTACT

応募はあるのに採用につながらない場合、原因は連絡の速さや面接の進め方にあることが少なくありません。応募数から採用までの数字をうかがえれば、どこで候補者が離れているかをお伝えします。

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